AMAZONビデオオリジナル作品『誰かが、見ている』が面白かったので、あらすじ&感想を少々。
”三谷幸喜×香取慎吾”って『新選組!』コンビの最新作ってだけでも期待十分だったのですが、そこに個人的に大好きな”佐藤二朗”が加わって凄い作品に仕上がっていました。
テレビCMで気になっている人も多いと思うので、作品の触りや見どころをチェックしていってみてね!
誰かが、見ている評価・感想(AMAZONオリジナル作品)
あらすじ
やがて、その動画が世界中の人々を巻き込んだ大騒動へと発展していくとか行かないとか?
※全8話構成
感想・考察・評価
隣人にのぞき見された挙句、YOUTUBEに配信されているという凄い設定
隣り合った部屋に秘密の穴があって、そこからのぞき見されるってシチュエーションって結構ありがちなパターンではありますが、それを撮影してYOUTUBEに配信しちゃうってのは新しいですね。
ガチの犯罪ですし、そもそもYOUTUBEにUPするって隠すつもりか広めちゃってますからね(笑)。
まぁ、ガチの犯罪ではあるんですが、その動画をきっかけに世界のどこかで誰かが救われるってのが憎めないポイントだったりします。
これで登場人物が陰湿だったり悪人だったりすると、全然笑えないですからねw
香取慎吾演じる舎人真一が魅力的
主人公”舎人真一”のキャラクター像が、演じる”香取慎吾”にベストマッチ過ぎる!
心根の優しさと一生懸命な姿勢から繰り出される絶望的な要領と間の悪さのコラボレーション!
独特の空気感・リアクション・セリフ回し等々、まさに香取さん専用キャラクター”舎人真一”が本当に魅力的でした。
設定を越え、いつしか視聴者自身も舎人真一から目を離せなくなるのは本当に見事です。
安定の佐藤二朗ショー
あと、安定の佐藤二朗ショーも見逃せないポイントです。
いつもはボケ担当になることが多い二朗さんですが、今回は基本ツッコミ担当という変化球のも含めて最高でした。
基本的には終始ギャグなんですが、誰よりも舎人真一のファンであるという根底は最初から最後まで揺らぐことが無かったのも良かったです。
アドリブ(?)で大体の間を繋ぐことができるし、二朗さんってマジで凄い役者さんですね。
縁の深い役者さんがちょい役で出演
西田敏行、稲垣吾郎、小池栄子等々、監督や縁者さんと縁の強い役者さんが毎回ちょい役で出演するのも見逃せないポイントです。
これ程までの豪華俳優陣を贅沢にキャスティングできるのは、流石三谷監督って感じがしますね。
特に、元スマップつながりである稲垣吾郎さんとの共演は熱かったです。役柄的にも重要な配役だったので、メタ的な部分も含めて注目ポイントだと思います。
山寺宏一さんの吹き替えも面白い
香取慎吾ショー・佐藤二朗ショーであると同時に、山寺宏一ショーでもあるという事実。
要所要所で挿入される外画吹き替えパートの全てを、山寺宏一さんが担当されています。
恐らくほとんどアドリブなのに、性別や年齢を問わず、一人で全てを吹き替える山ちゃんのテク半端ねぇ……。
そういえば、山ちゃんと香取くんはおはスタ(慎吾ママ)で縁がありますねぇ……。
AMAZONプライムでしか視聴出来ません
この令和の時代に和製シチュエーションコメディーが配信されたってだけでも結構貴重だと思うので、個人的な評価は100点満点中80点位あります。超高評価!
ヒットすれば第二弾・第三弾と制作される雰囲気もあるので、是非とも支援ヨロシクお願いします。