【名作・傑作ホラー映画・邦画5選】怖いだけじゃない?本当に面白いジャパニーズホラーは何だ?

夏が終わってからホラー特集ってどうなんだ?

……って気もしますが、ホラー映画は365日オールシーズン楽しめるものなので無問題!

という事で、筆者が選んだ『ガチで怖い?ホラー映画(邦画)5選をご紹介。

ホラー映画の怖さ鮮度は、見れば見るほど徐々に落ちて行ってしまうものではありますが、初見で感じたあの感覚は、常に心の奥底で眠っているもの……。

今日は、そんな恐怖の感覚を筆者の奥底から引っ張りだしてきてご紹介していこうと思います。

ちなみに、筆者はホラー映画全然平気人類なので、「怖い……」って感覚とは結構縁遠いんですが、それでも「不気味だなぁ……」「後味悪いなぁ……」って感覚が色濃い映画は多いです。

……まぁ、日本のホラーって日本人向けに作られているので、やっぱり共感し易いってのはあるんだでしょうねぇ。さて、前振りが長くなってしまってもあれなんで、とりあえず行きましょう!

ガチで怖い?ホラー映画・邦画ベスト5

リング

鉄板中の鉄板過ぎて本当に申し訳ないんですが、やっぱりこれは外せないのでチョイス。

ジャパニーズホラーブームの火付け役であり、国内外を問わず愛され続けてきた作品です。やはり、日本のホラー映画が海外でリメイクされるという流れの走りになったのは偉業中の偉業。

あの当時身近にあったビデオテープが、呪いや恐怖のシンボルになるって着想が強かった。

身近にあるものに恐怖のフォーカスを当てる手法を確立した作品でもありますし、貞子って名前・ビジュアル・バックボーン含めて芸術点が高い作品だと思います。

日本の映画はどこか物悲しい。お化けにも悲哀を……っての流れは個人的に好きですね。

制作 1998年
監督 中田秀夫
原作 鈴木光司
出演者 松嶋菜々子、中谷美紀、竹内結子、佐藤仁美、松重豊、真田広之

呪怨

精神干渉の極致が貞子なら、物理干渉の極致は伽椰子だと思う……。

日本ホラー特有のお化け表現を避け、あえて直接的なお化け表現をガンガン繰り出すスタイルは正に日本ホラー界のパワータイプと言っていいのではないでしょうか?

慣れてくると笑えるシーンも多いんですが、最初はしっかり怖いのが流石ですよね。

まぁ、あの作品における最大の恐怖は、あれだけの事故物件が普通に賃貸物件として出てる事ですよね。あと、佐伯家に似た間取りの家を見るとちょっと不気味に感じるのは筆者だけでしょうか?

制作 2003年
監督 清水崇
脚本 清水崇
出演者 奥菜恵、伊東美咲、上原美佐

輪廻

冒頭のとあるシーンが衝撃的で、そこから一気に没入させられる映画です。

筆者は当時劇場で見たのですが、そこでビクッとしてその後はずっと夢中でみちゃいました。

今回のラインナップの中では比較的マイナーな部類かもしれませんが、個人的には1,2を争うくらい好きなジャパニーズホラー作品です。

怖さよりも物語としての出来の良さが先に立つ作品なので、ホラーが苦手な人でも楽しめるかも?

あと、優香さんの演技がかなり来てます。こんなにうまいのかぁ……って当時感心したものです。

制作 2006年
監督 清水崇
脚本 清水崇
出演者 優香、香里奈、椎名桔平

来る

除霊エンターテイメントと称される事も多いタイトルですが、ホラー要素も意外としっかりあるし、マジでサイコなので「不気味」って意味では滅茶苦茶強い作品だと思います。

「おばけ怖いよー」じゃなくて「人間こえー」ってなる作品なので、ホラー耐性が高い人の方が「げげげ」ってなるタイトルかもしれません。

御覧の通り、出演者が滅茶苦茶芸達者な人ばっかりなので、そういう点でも安心して見れます。中でも柴田理恵氏の怪演はヤバイ。あれは実際に何かおりてきてるって言われても信じます。

あと、ゴア表現と虫の主張がやたら激しいので、それらが苦手な人は避けた方が良いかも?

制作2018
監督 中島哲也
原作 澤村伊智
出演 岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡、青木崇高、柴田理恵、伊集院光、仲野太賀、志田愛珠

貞子vs伽椰子

タイトルからしてふざけ過ぎだろ!?

……ってなるかもしれませんが、これ、刺さる人には結構刺さる作品です。

まぁ、「ガチ怖いホラー」ってテーマからはちょっと外れてしまう部分があるのは事実なんですが、ホラーとコメディが表裏一体である事を体現したようなタイトルで筆者は滅茶苦茶好きです。

そもそも、呪いを解く為に貞子と伽椰子をぶつけよう!って発想が一番ヤベェ……っていう。

正当派ホラーを望んでしまうと「これじゃない!」ってなっちゃうかもですが、和製ホラーの新機軸を打ち出したって点では意味のある1本だと思ってます。あ、続き待ってます……。

ちなみに、主題歌は『聖飢魔Ⅱ』の皆様が担当されています。

制作 2016
監督 白石晃士
出演 山本美月, 玉城ティナ, 佐津川愛美,佐津川愛美,田中美里,甲本雅裕,安藤政信

ガチ怖いってタイトルに偽りあり?

怖さ以外のバイアスがかかった気もしますが、実際、紹介した映画はどれも胸を張ってオススメできる作品揃いです。

まぁ、ホラーって時点で人を選ぶジャンルですし、刺さるかどうかは結構分かれますからね……。

普段見ない人でも、友達同士やカップルでホラー見よう!ってノリになる事は実際ありますし、そんな時の選考基準にしてもらえれば幸いです。

一つ見出したら次、次ってなるのがホラーなので、もしかしたらハマっちゃうかもしれませんよ?

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