去る2021年5月6日、『ベルセルク』の作者である三浦建太郎先生がご逝去されました。
【三浦建太郎先生 ご逝去の報】
『ベルセルク』の作者である三浦建太郎先生が、2021年5月6日、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
2021年5月20日 株式会社白泉社 ヤングアニマル編集部 pic.twitter.com/baBBo4J2kL— ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) May 20, 2021
『ベルセルク』は世界中から愛されている偉大な作品であり、個人的にも人生のバイブルと言っても過言ではない特別な作品でした。
正直な話、今でもまだ訃報を信じきれていない状態なのですが、湿っぽくなるのも不本意なので、一人でも多くの人に『ベルセルク』を知ってもらえる為、微力ながらもキーボードを叩く事にしました。
…と言っても、書く事がまとまっていない状態なので、とりあえず自分の『ベルセルク』遍歴でも振り返りながら、入り口として秀逸なアニメシリーズのおさらいでもしてみましょうかねぇ…。
私のベルセルク遍歴
出会いはPS2ソフト『ベルセルク 千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章』でした
PS2のゲーム『ベルセルク 千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章』がベルセルクとの出会いだったので、実は結構後追い勢のファンです。
しかし、このゲームに触れる以前から、『ベルセルク』という作品から滲み出る凄みはヒシヒシと感じていたので、「ようやく触れる機会が訪れた!」と、当時は安堵しました。まぁ、それと同時に「なぜもっと早く触れなかった…」という後悔も湧き出てきたのですが、それはまぁ良いでしょう。
そして「なんだコレ面白れぇ!」となって、原作漫画・アニメ・ゲーム(DC発売:ベルセルク 千年帝国の鷹篇 喪失花の章)等、関連物に軒並み触れて行きました。
▲アクションは今の感覚で見るとやや大味ですが、ストーリーがとにかく秀逸。三浦先生の作品であることを感じられる傑作です。ドリキャスが無いとプレイできないのがとにかく残念…。※個人的には無双よりもPS2、DCの2タイトルの方が好き。
とまぁ、こんな感じでベルセルクに魅入られて行った訳ですが、今になって思うと、「ベルセルク」って作品は本当に映像化(ゲーム化を含む)に恵まれたタイトルなんですよね。まぁ、これも全て、三浦先生の創作に取り組む全力な姿勢と作品の完成度が周囲に影響を与えた結果なんでしょうけど、これだけ長い歴史の中において、一度も「あれ?これなんか違うな…」ってのがなかったのは本当に凄い事だと思います。
……何だか言いたい事がうまくまとまらないので、雑ですがアニメ作品のおさらいに移ります。
剣風伝奇 ベルセルク
ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略
ベルセルク 黄金時代篇III 降臨
ベルセルク
ベルセルクと言えば平沢進氏の音楽も
「ベルセルク」と言えば平沢進氏の楽曲も外せません。確か、三浦先生が平沢氏のファンだった事が始まりだったと記憶していますが、これ程までにしっくりくるタイアップって正直無いですよね。
ちなみにこの記事も平沢氏の楽曲を聴きながら書いています。
様々な作品に多大な影響を与えた怪作
湿っぽくなるくらいなら、全人類にベルセルクを全力でオススメする!(決意)
マジで様々な作品に多大な影響を与えてきた本物の怪作なので、ベルセルクにまだ触れた事が無い人は、この機会にぜひ触れてみてください。
こういう場合はとりあえず原作漫画を推したい所ですが、リッチな映像でサクッとベルセルクの魅力を体感できる映画3部作がオススメです!※これさえ見れば高確率で沼にハマるはず…。
更にもっと深く体感したい人は、ベルセルク(2016)とか、剣風伝奇(1997)等、気になった作品を徐々に追っていくと良いですね!