人気漫画「約束のネバーランド」映画版のデジタル配信が2021年5月19日に解禁されたので早速視聴。北川景子が演じるイザベラに加え、渡辺直美が演じるクローネの配役でも話題になった本作品。感想等々書いてみます。
約束のネバーランド
物語は孤児院「グレースフィールド」から始まる。
赤ん坊の頃より孤児院に預けられた子供たちは、勉強やテストを繰り返しながら6歳から12歳になるまでの間に里親のもとへと送り出される…はずだった。
しかし孤児院の本当の顔は「鬼」への食肉として人間を育てる「人間飼育場/農園」であることが判明。孤児院の中でもフルスコア組として12歳になるまで出荷が見送られていたエマを中心に子供たちの農園からの脱出が始まる。
漫画と映画版の違い・感想等
公式:映画「約束のネバーランド」
- 監督:平川雄一朗
- 原作:白井カイウ/出水ぽすか
- 音楽:得田真裕
- 脚本:後藤法子
映画版は基本的には原作に沿って作られているのですが、一部設定が改変されてまして、原作は12歳までに出荷されるという設定でしたが、映画版は16歳まで年齢が引き上げられています。
おそらく役者の年齢に合わせて少し設定をいじったものかと思われますが、本来12歳未満の子供設定のセリフを少し大人びた役者が演じていることもあってエマが原作以上にちょっとヤバい奴な感じがでてました。
また、本来なら同い年設定のエマ・レイ・ノーマンの3人ですが、エマ役の浜辺美波さんとレイ役の城桧吏さんの実年齢が6歳ほど離れているらしく、見た目が幼いレイに対して、エマが大人っぽい上に演技のレベルにも差があって、ここに関しては少し残念でしたね…笑。原作設定に合わせるか、もしくは年齢の近い役者を起用したほうが良かったように感じました。
その他、原作序盤には出てこなかった松坂桃李演じる「謎の男(ピーター・ラートリー)」も映画版では登場。映画第二弾が仮に作られた際の布石といったところでしょうか。もしくは話題性?
細かい点に目を瞑れば、、、北川景子のイザベラなどは非常にはまり役でしたし、渡辺直美演じるクローネもコミカルな部分や漫画同様に子供たちに恐怖を感じさせる部分などもうまく表現されていて見ていて面白かったです。
主人公エマを演じるのは浜辺美波
本作品の主人公エマを演じるのは浜辺美波さん。
原作よりも大人びていますがそこは設定を少し変えているので良し。
天真爛漫かつ騎士のような強さを兼ね備えた本作の主人公にあたるエマを持ち前の演技力で上手く演じられています。約束のネバーランドでは子供たちが多く出演していますが、その中でも演技のうまさが頭一つ抜けてましたね。
本作以外でも主役級の役も務められており、近日公開予定の実写版映画「賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット」でも、主人公である蛇喰夢子を演じてます。エマとはキャラが全然違うんですがはまり役。
映画もアニメも見られるU-NEXT
原作人気の強い人気作である約束のネバーランド。
映画のみならずアニメも2シーズン分が公開されていますが、U-NEXTでは映画、アニメ、更には漫画もサービスを利用することで見ることができるようになっています。
映画「約束のネバーランド」はデジタル配信が始まったばかりの新作なのでどの配信サービスでも有料作品枠として公開されていますが、U-NEXTでは無料トライアルに有料動画視聴に使えるポイントが付いていますので初回利用者に限ればタダに近い価格で視聴が可能。
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